妻が子宮体癌になりました

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妻が子宮体癌になりました

sikyuugan

 

記録として、また同じ悩みや苦しんでいる方の力になれたらと思い残します。

健康診断

妻が健康診断に引っかかって再検査になり、3回目の検査で産婦人科に行くことになりました。

検査結果を持ち産婦人科で再検査になり、その検査結果が癌でした。

僕はコロナ禍で病院の中には入れず、妻が車に戻ってきた時に顔見て察しました。

その時はもう、、愕然としました。

まず検査がとても痛いらしく、麻酔を打って検査するのですが、痛みに割と強い妻でも辛そうで、、

数日歩くのが困難な感じでした。

痛みを代わってあげられたらいいのですが、そんなこと出来るわけなく、、

後には手術もしているので、術後の痛みもあります。

本当に自分の無力さを感じます。

ただフォロー出来ることをしていくしかありません。

歩く時は少しでも楽になれるように支えるとか、車の乗り降りとか、家事はもちろん、

髪を洗ってあげたりドライヤーしたり、子供と犬の面倒も出来るだけ自分がやるように。

ごく普通な当たり前なことかも知れませんが、手の届く全てのことはしてあげたい。

今、奥さんに家事をまかせているパパは、少しでも家事が出来ないとかなり大変だと思うので、

何があるかわかりません。

今のうちに覚えておくことをおすすめします。

この期間の検査の中にCTとMRIがあるのですが、MRIは恐くて苦手なイメージがある方もいると思います。

ですが今回は子宮ということで下半身のMRIなので狭いし、うるさいと言うことはなかったそうです。

うちの場合は病院とは別の場所で撮ったのですが、同じ病院内でタイミングが合えば高額医療に乗せられると思います。

金額は2つ合わせて 3万円かからないくらいだったかな。

麻酔をして子宮検査した時が、3万円くらいだったので、ここまでで大体8万円くらいかかりました。

ちなみにうちは、がん保険には入っていません。

たらればの話になりますが、入っていればと思うところもあります。

急な出費に備えておくために、保険という選択肢もありだと思うので、

気になる方はがん保険とはどんなものなのかチェックしてみてください。

がん保険はいらないの意見もありますが、例えば月2000円で年間24000円、5年間で120000円。

この間にがんになった場合一時金で100万円入ったりします。

これは正直入っておけば、、、と後悔したところです。

対してこの間に同額で株投資、配当利回り、高額医療制度、癌になる確率などの事を考えた場合どちらがいいのかは、

その人によって変わるので情報に惑わされないように注意しましょう。

ただ世界的に見て日本の医療制度はすばらしく、1例ですが手術をして200万円かかったとしても

高額医療制度を使えば年収にも寄りますが、9万円程で済みます。

癌申告された方は突然の事で不安になっていると思いますが、

少し安心してもらえればと思います。

 

検診は必ず行って

 

30代女性で癌になる確率は、1.6%。

そのうち子宮体癌の生涯癌罹患リスクは2%です。

国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」

ですが、子宮癌は20代から30代の若年層で増加傾向になります。

20歳以上の女性は2年に1度検診の受信が推奨されています。

指定された年齢の方に、国から『がん検診無料クーポン』は配布されていますので、活用することをおすすめします。

子宮体癌は、『子宮内膜がん』とも言われ、子宮内膜に多く発生します。

内膜は生理のときにはがれてしまうので、閉経前に子宮体癌が発生することはまれだといわれています。

年齢別にみた発生率は、40歳代後半から増加して50歳代から60歳代にピークを迎え、その後減少しています。

子宮体癌の検診は国の指針では勧められていませんが、子宮癌は症状が進行していない早期の段階で不正出血を起こすことが多く、

少量でも出血があれば、すぐに医療機関を受診することで早期発見が可能です。

妻の場合も不正出血が頻繁にあったり、ホルモンバランスが悪かったので少しでも異常を感じたら

検査することを強くおすすめします。

子宮がんは他のがん同様に、早期で発見できれば、治る可能性が高い病気です。

そのため、定期的に検診を受けておくことが非常に大切です。

入院

入院前に必要なもの

シャンプー、歯ブラシ、タオル、充電器、延長コード、S字フック(ベッドサイドにあると便利です)、着替えなどを用意して、

僕はゴミの日や子供の学校の事、日常生活のルーティンを改めて妻に聞いておきました。

入院書類を持って受付し病室についてまず始めに、血液検査と点滴があります。

妻は前から血管が細く見えないので針を刺すのが大変らしく、採血と点滴が何回もやり直しになり、入院手術の中で1番辛かったそうです、、

入院1日目は点滴だけで終わるので、後はとにかく暇との戦い、Netflixやマンガなどは溜めておきましょう。

ただ術後は自然と1日寝ていたり、傷やむくみで何も見る気になれない日もあったそうです。

痛みが落ち着くまではずーっと寝て回復が1番ですね。

それと、電話が出来るようになるとコロナ禍で面会も出来ないので、唯一の子供と声で交わせるコミュニケーションになります。

入院中は顔も見れないので、子供の為にFaceTimeを使ったのですが、

うちの場合はテレビ電話で話したことがないので、すごい変な感じになってました。

いざ構えると何を話していいのか分かんなくなっちゃうみたいで、、

寂しさと強がりがぶつかってましたね。

もちろん入院している本人が1番ですが、僕自身もかなり堪えました。

妻には言えませんでしたが、不安でいっぱいだし寂しさもあります。

家族が1人いないだけで、家がすごく静かになりますよ。

読んでくれているパパも、ママと一緒にがんばってください!

手術

入院2日目

点滴の薬が何回か変わり、時間になって子宮全摘の手術が始まります。

いつも通りドキドキしているのは僕の方ですが、がんばってと見送ることしか出来ず、

それなのに妻は普段通りのテンションで手術に入りました。

午前中に始めた手術は4時間半くらい経ち、先生に呼ばれ手術の成功と

摘出した子宮、リンパ、腫瘍を見せてもらいながら説明してもらいました。

無事成功したんだ、、

かなりの早期発見ということだったのに、それでも腫瘍はしっかりあって思ったより広範囲なんだ、、

卵巣は残せたんだ、、

リンパも最低限の摘出で済んだんだ、、

子宮でかっ、、

など色々な思いがありつつ、ホッと安堵しました。

説明が終わり、先生から最後に

『無事終わりましたので安心して病室で奥様を待っててください』

と言われ手術室に戻る背中、本当かっこよかったです!

なんか、、もう、、ドラマのあれです!!光射してました!

少ししたら妻が帰ってきて、麻酔と痛み止めで少し会話はしましたが、今日は安静にということで

ここで帰宅。

ママは痛み止めが効いて1日中寝ていたそうです。

術後

術後の合併症、腸閉塞を防ぐために、昔と違いすぐ歩く練習をします。

リンパ摘出もしているので、足の浮腫み防止のために寝ている時に、加圧器具も着けられます。

妻は歩けるようになったら退院も早くなると先生に言われたそうで、暇だし病院食が嫌だから意地でも早く帰ってやると

1人でいる時、フロアをかなり徘徊したそうです、、

分からなくもないですが、、、

お見舞い(コロナ禍は荷物の受け渡しのみ)の時に歩く練習を一緒にすることも出来ます。

うちは許してもらって、病院内のコンビニまで行こうとか、今日はお菓子を買いに行こうとか

病院内デートみたいで楽しかったです。

直接補助するようなサポートがやっと出来るっていうのもあって、嬉しさもありました。

歩けるようになることが退院を早める1つの目安になるそうですね。

それとシャワー、すぐ入れます。

傷口大丈夫かなとか思いますけど、全然問題ないそうです。

最初は手すりが必要と言っていましたが、普通に浴びれるみたいで、

後は採血と点滴の毎日で美味しくない病院食と暇との戦いだったそうです。

退院

意外と最後はあっさり終わる

無事退院しました。

入院費用は高額医療で大体10万円くらい。

帰ってきて子供とハグして、犬は騒ぐし、家がまた賑やかになりました。

妻も、やっぱり家が最高ーーーって!

 

 

退院後

なんで、、

子宮体癌で子宮全摘したのに、、、

  • この記事を書いた人

coretto

corettoといいます。 ホテル、料理、美容、アパレルを経て今はコンサル、投資、ブログでご飯食べてます。 米国株と為替、暗号資産。副業を本業にをモットーとして、難しい事をできるだけ簡単に経験したことを踏まえて発信します。 悩んでいる人の助けに少しでもなれたら泣いて喜びます!!

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